2015年03月28日
ウメ
一足早い春の訪れを教えてくれる樹
●特徴と性質
アンズと同じくバラ科の樹で、初夏には実が熟します。
日本でいう梅雨(つゆ)は諸説ありますが
丁度ウメの実が黄色く熟す頃に降る雨だから、
という説が一般的なものではないかと思います。
ウメは中国において塩と並んで最古の調味料であり、
その昔ウメと塩の味付けがうまくいったことから
「塩梅(あんばい)」という言葉が生まれたとか。
そしてウメには殺菌作用があり、昔は風土病などの
病気にかからないように旅のお供に薬として持っていったとも
言われています。
今も旅館の朝食などで梅干しが出るのはこの名残なんだそうです。
●お手入れのポイント
「桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」
という同じく春の代表である桜と対比した諺があるように
ウメの木は小まめに剪定しないと徒長枝がどんどんと増え
形だけでなく、実の付き方まで悪くなってしまうので注意が必要です。
いつも通る道に梅が咲いていると、今年も春がやってきたなあという
あたたかい気持ちになります。是非今年の梅も見に行きたいです。
Posted by ラウンドテーブル at 14:58│Comments(0)
│庭
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