2014年12月14日
クスノキ
古くから日本と繋がりの深い樹
●特徴と性質
暖かいところで育つ常緑樹で、比較的ポピュラーな樹です。
腐りにくく防虫効果があるため古くから日本では
仏像や軍船の材料ととして重宝されてきました。
今も葉の密度が高く音を吸収するということで街路樹として親しまれています。
名前の由来とされている説の数は多く、クスノキは特有の匂いを発するため
「臭しの木」からクスノキとなったという説や、樟脳という薬の材料であるため
「薬の木」からクスノキとなったという説もあります。
●お手入れのポイント
非常に大きく育つため一般家庭の庭には適しません。
暖かく日あたりの良い所を好み、乾燥や寒い所には弱いです。
小さい樹は一際寒さに弱いので植えるのならば、
ある程度まで大きくなったものを植えるとよいでしょう。
カンフル注射のカンフルは樟脳のことを指していて、
クスノキの種名(Cinnamomum camphora)にまで
なっているなんて驚きです。
Posted by ラウンドテーブル at 16:55│Comments(0)
│庭
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